
「インターンシップ学外研修」に参加しようと思ったのは、志望進路のひとつである「旅行業界」の実際をこの目で見てみたかったから。旅行パンフレットをもらってきては「脳内旅行」をするような妄想好きな私ですが、旅行代理店の仕事内容は、英語を駆使して海外を飛び回るツアーコンダクターのイメージはありましたが、その他の細部までイメージできなかったのです。それならば、いっそ経験してみようと思ったのが、インターンシップの募集のポスターを見つけた時でした。何より、憧れだけで入社して、後で違うって後悔だけはしたくないですからね。その後、キャリアサポートセンターの説明会に参加して、旅行会社のインターンシップを希望しました。

実際に行くまでは、学生の私なんて迷惑な存在なのかなと思っていました。でも、初日から最終日まで、大学OBの方も含め、誰もがやさしく声をかけてくれて。もちろん、学生アルバイトではなく、社会人として厳しく注意されることもありました。期間は2週間。最初の1週間は、オフィスでのカウンター業務が中心でした。パンフレットの整理や、宿・観光地の情報更新のためのファイリング、営業本部で会社理解を深める研修など。そして、2週目はオフィスから飛び出して、修学旅行の高校生を県営名古屋空港までお見送りする「センディング」を体験したり、小・中・高と学校を回り、2年後の修学旅行の打合せや旅行の新プランの提案など、「営業」という仕事の現場も見ることができました。仕事のやりがいと大変さの両方を直に教えてもらえました。

学んだことはとてもたくさんあるのですが、ひとつはパンフレットの裏に「社名」のスタンプを押す作業でのこと。実は少しつまらないなと思っていた時に、社員の方に「すごく助かるよ」と声をかけてもらい、その意味を教わりました。忙しいと手が回らず、疎かになることがあるけれど、そのスタンプがないとお客さんが他の旅行会社に問合せをしてしまうとのこと。そう、そのスタンプ押しもとても大切な営業の仕事で、どんな些細なこともきちんと意味があるんだということを学びました。また、外回りの営業に同行して強く思ったこと。それは「待っていても、相手は振り向いてくれない」ということです。受け身ではなく、自分から動いていく大切さ。それは就職活動も同じだなと思います。実は私、インターンシップ後に、人が変わったと友達から言われるくらい、就職へのモチベーションがあがりました。だから卒業後に、社会人になって今を振り返ったら、間違いなく「インターンシップ」が私の分岐点だったと言えると思います。