名古屋外大の留学生別科では、世界各国の外国人留学生が学んでいます。キャンパスは、外国人留学生と交流する機会も多く、そのひとつが合同授業です。3・4年次の選択科目である「英文日本事情」では、日本の文化や歴史、文学、武士道などをテーマに12分野22科目を開講。学生たちは、外国人留学生とともに学びながら、ディスカッションやグループワークなどを通して、日本の魅力を再発見し、日本を客観的にとらえる視点を身につけます。また、外国人留学生とともに課外見学に出かけることもあります。授業はすべて英語で開講されるため、擬似的に海外留学を体感でき、長期留学の事前対策として参加する学生や、留学後の英語力維持を目的として参加する学生も少なくありません。


日本の少年マンガが大好きで、背景に描かれている日本語の意味まで知りたいと思ったのが、日本語の勉強を始めたきっかけです。今、私は名古屋外大の合同授業で、武士道と社会言語学を受講しています。講義では日本人の学生も一緒なので、授業で聞き逃したこと、分からなかったことを気軽に教えあったり、マンガや日本食など身近な話題で盛り上がったりと、言葉と文化を一緒に楽しみながら勉強しています。私が今、夢中になっているのは平家物語。まだ英語版でしか読めないのですが、いつかは日本語で読めるくらいの日本語力を身につけられれば、と思っています。

外国人留学生は日本のことをどう思っているんだろう。最初は、すこし離れて見物するような感じで、受講していました。でもすぐに、彼らの勉強意欲に圧倒されました。みんな発言が多く、日本人より日本について詳しい面も。仏教をテーマにディスカッションしたときなど、「般若心経がどうだ」「空海がどうだ」と外国人留学生ばかりが盛りあがっているんです。負けていられない。押入れから日本史の参考書を引っ張り出して、一から読み返すことに。読書感覚で、毎日読んでいます。自分の国のことなのに全然知らないなんて、恥ずかしいですもんね。勉強はやらされるものじゃなくて、自主的にするもの。それに気付けたことが、一番の収穫です。