日本たばこ産業株式会社[JT]
大学と高校の授業の一番の違いは、プレゼンテーションやディベートが多いこと。自らテーマを選び、ネットや図書館で調べて授業での発表を重ねていくと、やがて「ほんとうに知りたい学問」が見つかります。私にとってそれは心理学と社会学でした。1年次に受講した「リクリエーション原論」で、人と人の「共感」や「同調」に興味を持ち、「さまざまな個性を持った人々が同じ社会で暮らす方法」へと関心が向き始めました。3年次にワーキングホリデーで訪れたカナダでは、屋内施設を全面禁煙にした結果、街路が吸い殻で汚れてしまっていることに気づきました。その時、嗜好品であるたばこを「吸う人」も「吸わない人」も、どちらにとっても快適な空間はつくれないのだろうかという考えが生まれ、日本たばこ産業への就職を決めました。まずは営業職でキャリアを積み、ゆくゆくは企画開発部門へ進みたいです。(2020年3月取材)