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就職者の声

株式会社静岡銀行

人々の心の奥底にある「意識」について4年間を通して考察。多角的に問題を捉える視点を仕事に活かしたい。

世界共生学部 世界共生学科

  • ●留学 : スタンダード留学/アメリカ
    エアライン・トレーニング・スタディ/マレーシア
  • ●資格 : TOEIC®L&R:810点 TOEFL®:513点
    秘書技能検定2級 マナープロトコール検定2級 HSK2級 サービス介助士

2年次に、災害をテーマにした授業を受けました。1995年に発生した阪神・淡路大震災では、英語による案内表示が少なく、多くの外国人が逃げ遅れたそうです。こうした避難方法の周知のみならず、日本社会には排他的な構造があるのではないかと、差別意識にまで裾野を広げて学生同士で討論しました。留学先でもジェンダーや差別に関する授業を選択したのは、多くの人種が存在するアメリカで、それぞれの立場の意見を聞きたいと思ったからです。人種問題について議論する際、これまでは今まで差別をする側の視点に立つことが多かったのですが、アジア人のひとりとして暮らしながら授業を受けるなかで、差別を受けるマイノリティの言葉や文化への誤解があると理解し、問題の複雑さを痛感しました。1つの問題を多角的な視点から捉えられるようになったのは4年間の学びの収穫です。卒業後もこの視点を仕事に活かしたいと思っています。(2021年3月取材)

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