生徒の個性を尊重するとともに相手を思いやる気持ちを育て、豊かな心の育成に尽力したいと思い、教師をめざしました。大学の学びを振り返ると、「中等教科教育法」を受講したことで、英語の授業をどのように行えば生徒にとって効果的なのかを学ぶことができたと思います。外大では多くの先生方との交流やさまざまな授業を通して、自分がどのような教師になりたいのか、そのためにはどのようなことをすればいいのかを明確にすることができました。教師になってからはゼミで学んだ英文法の知識を活かし、「なぜ英語の文章はこのようになるのか」とその根拠を示したり、教科書の内容に深みを持たせるために大学で学んだ教養を取り入れた授業をしたいと思っています。まだ教師としてのスタートラインに立っただけなので、今後も学び続ける姿勢を忘れず、英語力を磨き、多くの生徒から「先生のようになりたい」と思われるような存在をめざします。
（2022年11月取材）