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就職者の声

日本航空株式会社[JAL]
勤務

日本のおもてなしを世界へ。航空会社の業務企画職として、地上から新しい空の道をつくり、支えます。

業務企画職 外国語学部 英米語学科 卒

  • ●留学 : UCR特別留学
    [ディズニー国際カレッジコース]/
    アメリカ

※掲載内容は2019年3月現在の情報です。

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担当機種を予定通り運航させるために。600人超の乗務員のスケジュールを作成。

日本航空の業務企画職が担当する業務は、商品企画や運航管理、財務、営業、総務、広報など、実にさまざま。私は運航本部に所属し、運航乗務員のスケジュールを作成しています。私が担当するボーイング787型機は当社の国際線の中心機種で、機体数は42機、パイロットは600名に上ります。上手くシフトを組むのは至難の業ですが、航空法や社内規定を守るのはもちろん、一人一人の生活や体調にも最大限に配慮するなど細やかな工夫をしています。また、不定期に運航するチャーター便では、乗務員のスケジュール調整に加え、現地の空港支店や大使館などと連携して空港やホテルの情報収集、ビザの手配なども必要です。非常に神経を使いますが、日本代表チームを相手国にお送りするなど、自分が携わった便が無事運航を終えSNSやニュースで紹介される様子は、何度経験しても嬉しく、やりがいを感じます。

多様な国際交流を通じて、世界で通用する英語力と国際感覚を養った学生時代。

大学時代は、自分の世界を広げるためにいろいろなことを経験しました。2年次に挑戦したUCR特別留学では、ウォルトディズニーワールドリゾートでの有給実習や寮生活を通して、世界中から集まるゲストやキャストと深く交流。帰国後は、留学生との合同授業に参加するほか、留学生寮の住み込みスタッフ(レジデンスアシスタント)として、勉強や生活の手助けをしました。こうした経験で身についたのは、世界で通用する英語力と異文化理解力。自分とは全く違う文化や価値観を受け入れながら、互いに意見を主張し、そして擦り合わせながらプロジェクトを進める環境適応力は、世界各国の支店や関係先との折衝・連携が不可欠な今の仕事の土台になっています。また、世界最高峰と言われるディズニーのサービスを学んだことで、日本のおもてなしのレベルの高さを再認識し、世界に伝えたいと思うようにもなりました。

日本のサービスを世界中に広げるために。仕組みをつくり、支えていきたい。

就職先に日本航空を意識し始めたのは、大学の先輩が日本航空の業務企画職に内定したのがきっかけでした。それまで、航空会社には客室乗務員やパイロットといった職種での就職しかないという先入観を持っていましたが、私の希望する「英語を使って交渉などを行う仕事」もあるのだと知ることができ、すぐに日本航空のインターンシップに参加しました。その際、業務企画職には幅広い業務があり、そのすべてに「お客さまに安全で快適なフライトを提供する」という同じ目標があることを知り、自分も仲間になりたいと強く思ったのです。「日本のおもてなしを、世界中に伝えたい」。採用試験の面接で語った夢は、今も全く変わっていません。今後は、まずはチャーター便の設定業務に挑戦し、ゆくゆくは他の航空会社との共同事業を推進する国際提携部で、日本航空をより広い世界につなぐ仕組みをつくっていくのが目標です。

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