野村證券株式会社 勤務
- ●留学 : 中期留学(インターンシップ留学)
※掲載内容は2019年3月現在の情報です。
営業職として、法人、個人の幅広いお客さまとお取引いただいています。当社の営業スタイルは、足を使って自分のお客さまを獲得し、継続してフォローする担当制。特に新人の頃は飛び込み営業も多く経験しました。言うまでもなく、金融商品に絶対に儲かるという保証はありませんし、最近では手数料の安いインターネット証券も増えています。大切な資産を託していただくには、私自身が信頼される人間になることが第一条件。専門知識はもちろん、幅広い分野にアンテナを張り、その方にとっての関心事から対話を深めます。「上場したい」「老後の資金を増やしたい」といった夢を共有し、場合によっては他部署と連携しながら実現する方法を考え、商品の提案や情報提供を行います。自分の相場を読む力やコンサルティング力でお客さまのお役に立てた時は、安堵と喜びが入り混じった、この仕事ならではのやりがいを感じます。
英語を話す楽しさを味わいたくて名古屋外大に入学し、2年次にはアイルランドへの中期留学(インターンシップ留学)に挑戦しました。大学の授業や中華料理店でのインターンシップでは、英語を使ってたくさんの人と交流したことで価値観が広がり、また、ホームステイでは、イタリア人のホストマザーや、押しの強い他国の留学生に囲まれ、言葉だけでなくジェスチャーなども駆使して自分の意思を伝えきる、独特の表現力や精神力が鍛えられました。そしてこの力は、今の私の最大の強みとなっています。私が入社して間もない頃、飛び込み営業で知り合った経営者の方がいました。最初のうちは「そんなことも知らんのか」と、こちらが教えていただくような関係でしたが、めげずに通い続けていたある日、「森さんに任せる」と多額なご資金を託してくださり、営業の全国ランキングの上位に入ることができました。
名古屋外大にはCAや外交官をめざす人、新興国に魅了されインドに通う人など、強烈な個性の持ち主が大勢いました。「ゴールもルートも人それぞれ。今できることを全力で」。そんな自由で前向きなエネルギーが、専門知識のない金融の仕事に挑戦する勇気をくれたように思います。私が就職先を野村證券に決めたのは、交流会で社員の方が話してくれた「目の前のお客さまを自分が幸せにするんだと本気で思ったら、できないことは何もない」という言葉。私も多くの人に夢や希望を与え、未来を切り拓くきっかけをつくれる人になりたいと思いましたし、今もそれを目標に仕事をしています。多様な金融商品に加え、法律や税制度など、学ぶべきことは尽きませんが、「野村證券だからではなく、森だから取引する」。そう言っていただけるよう、今後も人間力と専門知識を磨き続けたいと思います。