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名古屋市教育委員会

英語教諭

外国語学部 英米語学科 英米語専攻 卒

岡田 愛さん

※掲載内容は2023年3月現在の情報です。

岡田 愛さん 岡田 愛さん

留学体験で知った英語の素晴らしさを、
多くの生徒たちに伝えたい。

英語が苦手だった私を変えてくれた、
高校のあの英語教師のように。

中学生のころは、英語がとても苦手でした。しかし高校に入って、ある先生との出会いが、英語嫌いの私を変えてくれたのです。先生は「英語って面白いんだ」と、思わせてくれました。それが私が英語教諭をめざすことになったきっかけです。
教職課程を共に履修していた同級生とお互いを高め合いながら、教員採用試験に挑みました。同じ目標を持つ仲間たちの存在、そして共に頑張って目標を勝ち取った経験は今もかけがえのない記憶として私の貴重な財産になっています。
2年次のとき、カナダ・カルガリー大学へ長期留学をしました。ここでも素晴らしい出会いがたくさんありました。カナダの大学で机を並べた友人、また同じホストファミリーのところにステイした仲間たち。みんな英語が第一言語ではなく、必死で英語力を高めるために学びました。また、それぞれの国の文化の下で、違った生き方や考え方をして育ってきた人たちとの交流は、多様な人と共に生きる楽しさ、あるいは難しさを教えてくれました。

英語で世界とつながれる、
英語は世界を広げてくれる。
英語の無限の可能性を生徒たちへ。

そんな大学時代のさまざまな経験を子どもたちに伝えたい―今も教壇に立ちながら、私はそう思っています。また、当時の留学仲間たちには今も、こんなお願いをすることがあります。たとえば、「今、英語での流行語を教えて」など。日本語に流行語があるように、英語にも当然、流行語があります。そんなエピソードを授業の導入で使うと、生徒たちは途端に目を輝かせてくれます。留学時代のつながりは、今も私の授業に生きているのです。
英語で世界とつながることができる、英語によって世界を広げることができる、私自身が留学し、体験して知ることができたことを、生徒たちにも伝えたいと思います。英語の楽しさを教えてくれた、あの先生のように。そうやって生徒の英語に対する苦手意識をなくし、人生を少しでも豊かにすることができればと考えています。

さまざまな出会いは、
自分の将来にとってかけがえのない財産になると思います。

職員室では若い世代も、ベテラン世代も「どうしたらわかりやすく生徒に伝えることができるか」を共に考え、立場に関係なく自由に意見交換しています。いろいろな視点からの意見をたくさん聞くことで、新しい考え方に気づくことができ、私自身の成長につながります。
名古屋外大への入学を考えているみなさんへ。自分の将来の目標を明確にして、それを達成するためには何をしなければならないのかを考え、実行すること。そしてお互いに高め合える仲間を大事にすることが大切です。とにかく自分の興味のあること、やってみたいことに対して積極的に行動し、それぞれの場所で出会った人とのつながりを深めてほしいと思います。そこからきっと、新しい世界が広がるはずです。

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