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株式会社JALスカイ

羽田事業所空港オペレーション 所属

外国語学部 世界教養学科

板井 遥奈さん

※2019年4月 世界教養学部 世界教養学科に改組。

※掲載内容は2023年3月現在の情報です。

板井 遥奈さん 板井 遥奈さん

さまざまな業務の方たちと連携し、
飛行機を安全に目的地へ飛ばす使命を背負って。

インターンシップに参加して出会った、
「オペレーション」というやりがいのある仕事。

2年次にバンコクのスワンナプーム空港で実施された名古屋外大の海外実習「エアライン・ホスピタリティインターンシップ」に参加しました。それまで航空業界は接客業がメインだと思っていたのですが、このインターンシップで「オペレーション」という仕事があることを知りました。この仕事は人の生命をお預かりするという大切でやりがいのある仕事であると感じ、ぜひこの仕事に就きたいと思うようになりました。その後、就職活動を通じてこの仕事についての知識を深めていくうちに、パイロットとのブリーフィングや空港全体のオペレーションなどの実務に携わりたい、また実際に運航に携わっていきたいという気持ちが強くなっていきました。
この仕事に就くなら、日本一忙しいといわれる羽田空港でオペレーションの仕事を行いたいと考え、またJALグループの企業理念の冒頭に掲げられた「全社員の物心両面の幸福を追求する」という言葉に惹かれて、入社を決めました。

万一の事態にも、
柔軟に対応できる知識とスキルを日々高める。

私たちの仕事は、イレギュラーな事態が発生した際にも、迅速で的確かつ冷静な対応が求められます。そんな時にも自分自身の技量で対応できたと思える時や、周りにいる方々と助け合ってその事態を乗り越えることができた時に、達成感を感じます。昔から飛行機は好きだったのですが、入社するまで、どのようにして飛行機が安全に飛んでいるのかなどまったく知りませんでした。しかし仕事をしていくうちに、飛行機1便を飛ばすために本当に多くの人が関わっていることを知りました。
オペレーションは、このような多様な方々との連携が生命線です。他部署の方がどのように働いているのかを知ったり、日々学んで新しい知識を地道に積み上げていくことが必要です。もちろん大変だと思うこともありますが、同時に自分ができること、分かることが増えていくのは、とても新鮮で楽しい経験です。

しっかりと「自分」を持つことの
大切さを学んだ長期留学。

名古屋外大の“留学費用全額支援”制度を利用し、オーストラリア・グリフィス大学に長期留学。リスニングやスピーキングの力を伸ばすことができましたが、留学にはそれ以上の学びがありました。それは「自分」を持つことの大切さです。オーストラリアは人種や文化、さまざまな宗教などが入り混じった多民族国家であり、常に他人と意見が一致するとは限りません。相手の意見を尊重しつつも自分の意見をしっかり伝えていくことの大切さを学んだのです。
高校生のうちは、ともすると職業に対してうわべだけの知識で判断していることも多いと思います。名古屋外大には私が参加した「エアライン・ホスピタリティインターンシップ」をはじめとして、さまざまな体験が可能な研修制度がとても充実しています。興味のある分野へは積極的に参加し、自分の視野を広げ、職業の本質を見極め、自分が本当に何をしていきたいのかを考えることができるはず。時間もたくさんあります。貴重な大学生生活を有効活用し、自らの夢に向かって突き進んでいただければと思います。

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