高校時代をカナダで過ごしていた頃に、自動車は人々の生活を豊かにしてくれると感じ、自動車技術の基盤を支える自動車部品メーカーにも興味が広がりました。将来の海外勤務を視野に入れ、入学後は世界の文化や風習、宗教などについて学ぶ科目を中心に履修し、国際的な教養とコミュニケーション力を磨きました。中でも「アメリカ社会」「イスラム教の世界」といった科目では、各国の社会制度や伝統的価値観を学び、ビジネスの場において相手を理解するための知識が得られたと感じています。就職活動ではキャリアサポートセンターの職員の方にサポートしていただきながら自己分析を進めるうちに、地元の愛知から世界に挑戦したいという気持ちが生まれ、第一志望の豊田合成株式会社から内定をいただくことができました。入社後は「若手育成海外出向制度」にチャレンジするなど世界の市場で活躍したいと思います。
（2024年2月取材）