イタリア語

● 歴史と芸術の国イタリアへ行こう!

イタリア語は日本語と同じ様に絶えずA→ア、E→エ、I→イ、O→オ、U→ウの母音で終わり、親しみやすく、またその抑揚は音楽のようです。実際、音楽用語の多くがイタリア語であることからも、そのことが伺いしれます。まずはベタベタのローマ字読みから歌っているかのように口に出してその音自身に慣れていきます。そしてその先にはあの人間味のあるデザイン、ドラマティックな古代ローマの歴史や神がかりの作品にあふれるルネッサンス、世界中で受け入れられる料理とファッション、イタリア人が誇りに思い、愛してやまないイタリアへの情熱の鍵を解き明かしていきます。現地で溶け込むための語学修得はもちろんですが、その背景である文化も理解し、あらためて日本の文化の良いところ取りとイタリア文化の良いところ取りをめざします。 Ciao! チャオ!

● イタリア語を話す国々

世界中でイタリア語を話せる人口は約一億二千万人であり、その半数はイタリア国内、そして残りの半数はイタリア国外に住んでいます。実際イタリア語はイタリア本国を除き10ヵ国において使用されています。アルゼンチン(人口の65%以上がイタリア系です)、ブラジル、カナダ(モントリオール)、クロアチア(イストリア半島)、リビア、モナコ公国、ソマリア、スイス(ルガー)、マルタ島、フランス(ニースとコルシカ島)又、イタリア国内に在る独立国家としてバティカン市国とサン・マリーノ共和国が挙げられます。それはイタリア人による移民の歴史とも深い係わりを持ちます。
引用文献: 『I come Italia』 Eli社

● イタリア語の学習者について

世界的には4番目もしくは5番目に学ばれる言語で、その学習者の数は年を追うごとに増え続けています。特に東ヨーロッパにおいて人気が高く、ハンガリーでは英語に続き第2位、ロシアでもフランス語やドイツ語と同様に第2位、そしてウクライナにおいては堂々の一位に選ばれる外国語です。
引用文献: 『Espresso I』 ALMA社

複言語プログラムにおける
イタリア語学習について

普段の授業の方法は、基礎文法をゆっくりと積み上げるように学習を行い、次に学んだばかりの文法事項を用い、多くの単語と共に応用会話として身につけていきます。随時、復習も行いつつ、分からない事があればすぐに質問ができるスタイルです。また、イタリア語の背景となる文化の紹介(音楽、美術、デザイン、歴史、習慣等)にも力を入れることから、どうしてイタリア人はこう思うのだろう、あるいは考えるのだろうと言う疑問を解き明かしていきます。

各学年の授業内容(週2回授業)

● 1年次 <初級クラス>
学習範囲:アルファベットから始まり、直説法・現在形の活用変化まで
具体的には:発音、あいさつの言葉、自己紹介、名詞の性と数、冠詞、形容詞、指示詞、所有詞、疑問詞、前置詞、冠詞前置詞、主語人称代名詞、直接と間接補語(+結合形)、再帰動詞、補助動詞、非人称動詞等(伊語検定5級程度)
● 2年次 <中級クラス>
学習範囲:初めての複合時制(助動詞+過去分詞)直説法・近過去形から始まり命令法もしくは接続法まで
具体的には:半過去形(+大過去形)、未来形(+先立未来)、条件法(+複合条件法)、遠過去形等(伊語検定3~4級程度)
● 3年次 <上級クラス>
これまで学んだ文法事項の復習と、その応用会話等により実践的に身につけていきます(伊語検定準2級から2級程度)

上記の各文法事項には規則変化も不規則変化もありますが、それらを何度も口に出しながら、そして書きながら習得していきます。

イタリア語学習者にお勧めの
映画・音楽・図書

お勧め映画

● 『小さな旅人』(原題:Il ladro di bambini 監督:ジャンニ・アメーリオ 1992年)
極限の状況下、ゆっくりと心を開いていく主人公達。人の優しさや家族愛などイタリア人の良いところがかくも自然に描かれています。
● 『流されて』(原題:Swept away 監督:リナ・ウェルトミューラー 1974年)
現代社会の中で我々は何といろいろなものを身につけているのだろう。それらをすべてそぎ落として1人の男である、女である、までになったら…。
● 『エーゲ海の天使』(原題:Mediterraneo 監督:ガブリエ-レ・サルヴァトーレス 1991年)
第二次大戦が終わったことも知らずギリシアの小島で自分たちのルーツ“地中海性”を取り戻していくイタリア兵達。我々日本人が一番知りたいその“地中海性”を観てみましょう。
● 『暗殺の森』(原題:Il comformista 監督:ベルナルト・ベルトリッチ 1970年)
戦時中はファシスト党員として殺人によって身をなし、戦後は共産党員となる迎合主義者を描いた作品。そんな彼の生き方から何と多くの人の人生が変わってしまうことか。
● 『奇跡の丘』(原題:Il Vangelo secondo Matteo 監督:ピエル・パオロ・パゾリーニ 1964年)
キリストの受難の生涯を部族的に、役者を使わず一般の人達に演じさせたことからとてもリアルに我々の胸を打ちます。

お勧め音楽

イタリアはオペラ発祥の地です。作曲家ロッスィー二、プッチーニそしてヴェルディなどの作品を断片的にも聴かれた事がきっとあるでしょう。イタリア語の授業内でもプッチーニの“ラ・ボエーム”の一曲を歌詞と共に味わいます。又、映画音楽としては作曲家エンニーノ・モリコーネに代表される数々の傑作がありますが、授業内に於いてはイタリアのファッション・センスを知る様、イタリアのクラブ・ジャズ系やラウンジ系の曲もいくつか紹介します。そして語学学習としての現代の歌謡曲としてはティツィアーノ・フェローのシャープさやジョバノッティの良識とポジティブさを感じる歌詞の言い回しから聞き取りが出来たらと思います。

お勧め図書

塩野七生著の“ローマ人の物語”シリーズから読み始め、ヴェネチアの物語や“チェーザレ・ボルジア”等のルネッサンス以降へと読み進むとイタリアの歴史をもっと身近に感じるはずです。

イタリア語学習者にお勧めの
参考辞書

  • ● 伊和中辞典(小学館)
  • ● プリーモ伊和辞典(白水社)
  • ● プログレッシブ伊和・和伊辞典(小学館)
  • ● 和伊中辞典(小学館)

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