今回、登場するのは、経済やマーケティングなども学ぶ西村さん。多国籍企業での活躍や海外での起業など、夢はどんどん広がります。そんな西村さんの「だけじゃない」ON&OFFとは…?
「マーケティング論」の授業で基礎を学び、スーパーマーケットの陳列にも意味があることを知りました。ゼミでは企業の資料を読み込み、分析して発表。資料のつくり方やプレゼンテーションスキルは将来に役に立ちそう!
他にも簿記や経済系の授業を幅広く選択しています。ビジネスの視点が養われ、「なぜこの会社が成長しているのか」など、ニュースの見方も変わりました。海外留学先でも、英語でマーケティングを学んでみたいな!
大学で学んだ英語とビジネスの知識を活かして、多国籍企業の海外支店で働いてみたい。それが西村さんの夢のひとつです。その実現のためにも、現在はアメリカ留学に向けてTOEFL®の勉強もがんばっています。
英語だけでなくビジネスの知識やスキルを身につけたかったという西村さん。マーケティングの基礎を学んでからは、好きなブランドのショップでも「このコラボ商品を売りたいから、こういうディスプレイなんだ」と気づけるようになったそう。身近な生活の中でも、ビジネスの学びを楽しんでいます。
さらに、留学生や帰国子女が多い環境は、よい刺激になりました。もともとディスカッションなどは苦手なタイプ。でも、はっきり意思表示するクラスメイトを見て、「言葉の選び方や伝え方を考えれば、意見を主張するのは悪いことじゃない」と思えるように。「留学先の国を決めるときにも、両親に自分の希望をしっかり伝え、説得することができました」と嬉しそうに語ってくれました。
「バディプログラム」に参加して、フランス人、イギリス人の留学生をサポートしています。普段から学んでいる英語でも、ちょっとした簡単なことを伝えるのが難しい!言葉をお互いに教え合ううちに、仲よくなりました。
彼女たちと接するときに心がけているのは、相手の立場にたつこと。日本人が当たり前と思うことも、海外から来た人は不安に感じるかもしれない。そんな思いやりを込めれば、自然に言葉や話し方も変わってきますよね。
「きっと自分が留学するときも、現地で困ることがあると思うから」と語る西村さん。将来は、海外在住の日本人をサポートするビジネスを起業する夢も。外国人と触れ合える環境で、言語だけでなく、大切なことを学んでいます。
今年の3月から、自分で申し込んで始めたバディプログラム。「生きてる英語が身につくだけでなく、『まずはやってみよう』というチャレンジ精神も養われました」と西村さん。スマホのアプリでは、フィリピンの女性とチャットやオンラインでのおしゃべりを楽しんでいるといいます。また、日本人の友達と学外でも英語で話すルールを実践中。「日頃から耳を慣らす訓練になり、リスニングのスコアが上がりました!」
いつか海外をひとり旅して、写真集をつくるのも夢。「出会った人々の笑顔の写真を撮りたい。心から打ち解けないといい表情は引き出せないので、コミュニケーションを深めるには、英語はだいじなツールです」。人との触れ合いが、西村さんのOFFをより充実した時間にしているようです。