名古屋外国語大学のキャンパスを歩くと、
たくさんの外国人留学生や教員に出会います。
なかには気軽に手を挙げて
「ハーイ!」と話しかけてくる人も。
そして、いたるところで外大生と
外国人留学生が話し込んだりしています。
日常的に外国人と触れ合い、
さまざまな言語と文化が入り混じる環境−。
そんな中で過ごすからこそ、
外大生たちは自然に高い語学力や
コミュニケーション力を身につけ、
異文化理解を深めていきます。
海外留学と同じように、
「世界」の広がりを体感できるキャンパス。
それが、名古屋外国語大学です。
留学生と友達感覚で会話しながら、
コミュニケーション力を育む
キャンパスのほぼ真ん中あたりに、多くの学生たちが集うコミュニケーションプラザがあります。ランゲージラウンジは、ここの2階。外大で学ぶすべての学生が自由に使える外国人留学生との交流の場です。英語、フランス語、中国語、ドイツ語、イタリア語、スペイン語、ロシア語、韓国語、日本語などのラウンジがあり、外国人留学生と外国語での日常的な会話を楽しめます。
INTERVIEW
留学生
INTERVIEW
留学生
留学から戻ったあと、留学中のように日常的に英語が話せる環境で語学力をキープしたいと思って参加しました。外国人留学生はみんないつも自分の気持ちに素直に向き合っていて、そこは見習いたいと思います。また外国人と日本について話していて、日本の良さを再発見することもできました。
冨澤 由香さん
外国語学部 英米語学科 英米語専攻
授業では英語を話すとき、間違えたらどうしようとプレッシャーを感じますが、ラウンジでは友達と話す感覚です。気軽に英語を話せて、間違っても恥ずかしいと思いません。おかげで自分の語学力に自信を持てるようになりました。「間違ってもいいから話してみることが大切だよ」と教えてくれた留学生に感謝しています。
藤本 ユミさん
現代国際学部 グローバルビジネス学科
留学生が日本に馴染めるよう、
毎日の暮らしをサポートする
バディプログラムとは、名古屋外大で学ぶ外国人留学生が、日本の暮らしにスムーズに馴染めるよう、手助けをする外大生のボランティア活動。通常、留学生1名に外大生2～3名がパートナーとなり、留学生の日本での生活をサポートします。友達感覚での交流を通じて、語学力と異文化理解力が身につきます。
INTERVIEW
留学生／外大生
まるで海外の大学で学ぶような感覚で、
外国人留学生とともに学ぶ
外国人留学生のために開講されている授業「ジャパンスタディーズ」では、日本の言語、文化、社会、政治、ビジネスなどをテーマにした科目が英語で開講されています。この科目は外大生も受講することができ、まるで海外の大学で学んでいるような環境で学ぶことができます。留学前に語学力を高めたい学生や、留学で培った語学力を維持したいと考える学生なども多く参加しています。
INTERVIEW
担当教員
ジャパンスタディーズを通じて、日本への理解を深めることができると確信しています。授業はもちろん、外大の学生との交流も私にはとても意義深いものです。彼らはとても礼儀正しく、親切で私を歓迎してくれます。こんな素晴らしい環境を得られたことに感謝しています。
Empress-Akira T.-Z.-L. SULLIVAN
外大生との交流を通じて、私の国では受け入れられることも、日本では受け入れられないことがあると知りました。こうしたことにいち早く適応する方法もジャパンスタディーズでは学ぶことができます。外大生が音楽の発表会に誘ってくれたことがあります。こんな素敵な体験も含めて、私は人生最高の時間を過ごしていると感じています。
Nell L. LASSEPA
この科目はすべて英語で開講されており、外国人留学生が多いため、海外の大学のような雰囲気です。外大には外国人留学生とふれあえるさまざまな機会がたくさんあるのですが、それが楽しくて、ジャパンスタディーズもぜひ受けてみたいと思いました。留学生からは語学力だけでなく、積極性や自分の意見をきちんと持つ大切さなどを教えられました。
