世界教養学部
学科の魅力
21世紀の現代社会においては、さまざまな課題が山積みとなっています。さらに「人生100年」といわれる長い人生を、より健やかに創造性豊かに生き抜くためには、「総合的な人間力」が必要です。
リベラルアーツ教育を実践
世界教養学科で実践する「リベラルアーツ教育」とは、幅広い知識や教養を総合的に学ぶことを重視する教育アプローチを指し、学生の批判的思考力や問題解決力を育成することをめざしています。そのため、日本を含む世界の言語・文化・社会・歴史を広く学ぶと同時に、それらを自分のものとして英語だけでなく、複数の言語で発信できる語学力を養うことで、世界の知見を日本と世界が抱えるさまざまな課題の解決に活用できる人材を育成します。
世界教養学科の学び3つのテーマ
語学
ワールドリベラルアーツ
語学とワールドリベラルアーツの融合
全学共通の英語基幹プログラムと世界教養学科独自の専攻言語プログラムで徹底的に鍛える実践英語力。国際社会の現場で求められる、最新の課題や文化のあり方などの知識や理論を学ぶ世界教養の専門分野。さらに語学と世界教養の接点を広げ融合する学びにより、世界と日本の課題を解決できる人材をめざすことができます。
3つのテーマを世界教養学科で
身につく力とは
単に外国語ができるだけではなく、他者への共感力や寛容の精神を持ち、さらに情報が氾濫する現代社会で、過剰な情報の中から適切で正しい情報を選び取る判断力が大切です。世界教養学科では、日本を含む世界のさまざまな国や地域の言語・文化・歴史・社会などに関する幅広い教養を身につけ、豊かな人間性と共感力や批判的思考力、国際感覚を磨いて、世界と地域社会の人々との交流の促進や双方の平和的発展、世界の課題解決に貢献できる力を備えます。
世界と対話できる語学力と豊かな教養を手に、さまざまなステージで活躍できます。外務省職員、国家公務員から、世界に拠点を持つメーカー、商社、金融、物流・運輸。また、マスコミ、メディア、航空関係、観光関係まで、幅広い分野で期待され、力を発揮することができます。
日本を含む「世界」を俯瞰的に捉える広い視野を身につけたいと考え、世界教養学科を選択しました。東アジアと日本文化の関係性を探究する科目では、言葉やファッション、祭事といった文化が、歴史の中で互いに影響を与えあい、現在の姿になっていることを通して、世界における文化の歴史的潮流を学びました。また、外国人留学生との合同授業では、世の中の事象に対する彼らの着眼点が自分とは全く異なることに驚かされ、世界における多様なものの見方や異文化を理解することを学びました。3年次からは2年間の休学を決意して、外務省在外公館派遣員制度を利用し、サモア独立国の日本大使館で勤務。世界の情勢を肌で感じながら、外交の第一線で活躍する職員をサポートし、改めて日本と世界との結びつきを強く感じました。
櫻井 裕貴さん
就職先 野村証券株式会社