現代国際学部
DEPARTMENT OF ENGLISH AND CONTEMPORARY SOCIETY
高い英語パフォーマンス力をダイナミックに運用できる人材をめざす
英語圏はもとより、非英語圏における英語も学び世界基準の英語力を習得。
グローバルなコミュニティの中で、状況を判断し、考え、自分の意見を伝えることができる人材を育成します。
01
世界基準の英語力と
コミュニケーション力を
磨く学び。
現代英語学科では、1・2 年次にコミュニケーション能力向上の基礎固めとなる専門知識の導入を提供します。そして3 ・4 年次では多岐にわたる発展的な専門科目を設置し、グローバルスタンダード人材の育成に努めます。4 年次には、各自がテーマを選び、大学4年間の学びの集大成となる「卒業研究」を行います。
「World Englishes系列」と「Contemporary Cultures系列」での多面的な学び
現代英語学科の専修科目は、世界各地および各分野におけるさまざまな英語の様相を学ぶことができる「World Englishes系列」と、グローバル社会における世界の文化について学ぶことができる「Contemporary Cultures系列」の科目群を含んでいます。この2つの系列を履修することで、グローバルなキャリアを形成するために必要な知識を学び、思考力を強化することができます。
世界基準(Global Standard)の英語力を養成するために、
専門性の高い学びをする
「World Englishes系列」
<2〜4年次>
現在における英語のさまざまな姿を深く学ぶことができる系列です。英語は英語圏の国や地域だけで話されているのではありません。現代英語学科では、ヨーロッパやアジアなどの非英語圏での英語についても学びます 。さらに 、メディアの世界や航空・旅行・ホテル業界で必要とされている英語など、グローバルなキャリアを形成するために必要な高度な英語力を習得します。
■特徴的な科目
English in Mass Media/English and the World A(英語圏)・B(非英語圏)・C(東アジア)/World Englishes A(グローバル)・B(中国)・C(韓国)・D(先住民)・ E(移民・難民)/第二言語習得と教育/航空業界の英語
グローバルに活躍するために必要な世界知識(World Knowledge)を深め、
批判的思考力(Critical Thinking)を高める
「Contemporary Cultures系列」
<2〜4年次>
実践的な英語力の養成には、グローバルな文化についての理解と批判的思考力(Critical Thinking)が不可欠です 。「Contemporary Cultures系列」では、世界のさまざまな文化の姿について知り、それに関する自分の考えを発展させ、発信する力をつけていきます。そして、これらの学びを4年次の研究テーマについての探求につなげます。
■特徴的な科目
Contemporary Culture and Society A(文化と心理)・ B(ポップカルチャー/ファンカルチャーズ)・C(翻訳)・ D(コミュニケーションスキルズ)・E(語劇)/Gender and Sexuality in History/Contemporary Culture and Data Science/東アジアのポップカルチャー/グローバル時代の映画論/ポストコロニアルの文学と文化
研究テーマを自ら選び、英語を使って専門的に研究する
「セミナープログラム」
<2〜4年次>
現代英語学科では、1年次 、少人数クラスの「Academic Skills」で、専門的な研究に必要なアカデミックスキルを身につけます。その後2年次では、自ら研究テーマを選び、リサーチの基礎固めを行います。さらに、3・4年次の「専門ゼミナールⅠ~Ⅳ」にいたるまで、英語での文献研究やレポート・論文作成を通し、世界で対話するために必要な論理的思考力・表現力を身につけることができます。いずれも少人数のクラスで、学生一人ひとりの学習進度を確認しながら行われます。
自分が「知りたいこと」を探求し、自律的な学びを集大成する「卒業研究」
1年次から積み上げてきた学びのスキルを活かし、自ら選んだテーマを論文という形に集大成します。トピックを選び、主体的にリサーチをし、自分の考えを論理的に組み立てていく過程は、知的で楽しい創作活動です。優秀な作品は、現代英語学科冊子『DECS SELECTED PAPERS』に掲載されます。
■研究テーマ(抜粋)
Changing Representation of Femininity and Gender Norms: Magical Girl Anime/How to Improve the Education of Foreign Language at Elementary, Junior High and High Schools /若年層における懐古趣味の誘因とレトロマーケティング/教養としての世界史を学ぶ意義―日本の現行の社会科教育との関連性、またその教育内容の是非
02
現代社会のさまざまな事象と共に
英語を学び実践的な英語力を
身につける。
「英語」を世界共通語としてとらえ、現代の国際社会で起きているさまざまな事象とともに学ぶことで、実社会に即した専門知識とともに、実践的な英語力の強化を図ります。
世界で起きているさまざまな事象について
英語で学び、英語で考える
「Lecture in English」
<1~3年次>
外国人教員が担当する「Lecture in English」では、英文学や異文化理解、環境問題、近代史といった幅広い分野について、段階的に学びます。講義での共通言語はすべて英語。英語で聞き取り、英語で考え、英語で意見を発表します。リスニングとスピーキングの実践的な力が身につくのはもちろんですが、講義内容を深く理解するためにリーディングとライティングも重視し、クリティカル・シンキングを身につけていきます。
■特徴的な科目
English Essentials /Cross-Cultural Studies in English
03
ワークショップやスマホを活用し
表現力や語彙力を磨く。
現代英語学科では、訪日している外国人留学生と英語で交流しながら現代社会が抱える諸問題について英語で考える「PBLプログラム」、自らの声と身体を使い、英語を自分の言葉として表現する「ドラマワークショップ」、スマートフォンで常にボキャブラリー・ビルディングが可能な「モバイル・ラーニング」といった課外活動に取り組んでいます。
外国人留学生と共に、
英語で現代の諸問題に取り組む姿勢を育成
「PBL(Project Based Learning)プログラム」
日本の大学の大学院に在籍している外国人留学生と「持続可能な開発目標」(SDGs)など、現代社会が抱える課題について共に考え、その結果を英語でプレゼンテーションする、3日間の「問題解決型学習」(Project Based Learning: PBL)を実施しています。このプログラムは英語のみで運営されるため、外国人留学生との交流を通して英語コミュニケーション能力を磨けるのはもちろん、英語による課題解決能力を身につけられます。
イギリスの劇団
「ホワイトホースシアター(White Horse Theatre)」による
ドラマワークショップ
ロンドンと名古屋外大のスタジオをオンラインで結び、日本にいながらにしてイギリス俳優の指導が受けられるドラマワークショップです。取り上げる題材は、現代の若者たちが使う生きた表現がいっぱいのスクリプトです。シーンの中で、英語表現を自然に身につけ、自分の言葉として自由に使えるようになることをめざす楽しいワークショップです。
スマホで語彙力アップ!
「モバイル・ラーニング」
英語力向上に不可欠な語彙力を、楽しみながら身につける学科独自のユニークなプログラムです。毎週テーマごとに更新される語彙群と、それらを使った生きた表現、またトリビア的な語彙知識が配信されます。スマホを使って、いつでもどこでも楽しく語彙力を高めることができます。
確かな英語力が開く、
さまざまな世界への道。
英語力は幅広い業界・業種への就職に役立ちます。卒業生は国際的な場面で英語を使って活躍しています。
■目標とする資格
実用英語技能検定(1級・準1級)/TOEIC® L&R/TOEFL®/IELTS/国連英検/日商ビジネス英語検定試験/実用フランス語技能検定/TCF/DELF/TEF/中国語検定/HSK/BCT/ドイツ語技能検定試験/スペイン語技能検定/実用イタリア語技能検定/ロシア語能力検定/ハングル能力検定試験/韓国語能力試験/通関士/貿易実務検定/総合(国内)旅行業務取扱管理者/総合(国内)旅程管理主任者(ツアーコンダクター)/国内・海外旅行地理検定/観光英語検定試験/通訳案内士/翻訳技能認定試験/JTA公認翻訳専門職資格試験/販売士検定/秘書技能検定/日商簿記検定/簿記能力検定試験/基本情報技術者試験/ITパスポート試験/マイクロソフト オフィス スペシャリスト/外務省専門職員/国家公務員/地方公務員 など