現代国際学部
DEPARTMENT OF GLOBAL BUSINESS
英語運用能力・専門知識・国際感覚を身につけた
世界で活躍するビジネスパーソンをめざす。
全国の外国語大学の中で唯一のビジネス系の学科として、
企業の国際活動や海外との取引に必要不可欠な「英語」と学術的、実務的な経済・経営の専門教育を展開。
世界を舞台に活躍できる人材を育成します。
01
グローバルビジネスを意識した
専門教育を展開。
講義と演習を通じて総合的に学ぶ。
グローバルビジネス学科では、一般的な経営系の学科とは異なり、名古屋外大のビジネス系の学科として、英語教育を土台に、グローバルビジネスを意識した教育を展開します。専門教育においては4つの系を設け、それぞれに講義だけでなく演習科目を設置しているのが特長です。また、グローバル企業が求める資質を磨く「グローバル・リーダーズ・プログラム」も設置。「専門ゼミナール」でさらに専門研究を重ねていき、4年間の集大成となる「卒業論文」を通して、より深く専門性を養います。
グローバルビジネスを理解するための「4つの系による専門科目」
「系」とは、2年次から始まる学科独自の科目です。4つの系からバランスよく科目を選択することによって、多面的にグローバルビジネスを理解することができます。
経営・組織・管理・法務・起業論などを学ぶ 「専門教育」
「マネジメント系」
<2~4年次>
社会は大小さまざまな組織から成り立っており、組織の運営力を高めることがマネジメントの目的であり、そのための手法を考えることがマネジメントのテーマです。この系では、ベンチャービジネスや起業論、ITマネジメント、ビジネス・イノベーションなどを学び、“世界”でビジネスを構築する力や、そのビジネスをマネジメントしていくための能力を養います。
■特徴的な科目
経営戦略論/グローバル経営戦略論/組織行動論/多国籍企業論/ベンチャー企業論/ホスピタリティ・マネジメント
プロモーション・流通・サービスなどを学ぶ
「マーケティング系」
<2~4年次>
マーケティングとは、一言で言うと「商品が売れる仕組み」をつくること。企業はそれをどのように作り上げていけばよいのかを考える必要があります。この系では、マーケティングの基礎から始まり、グローバル・マーケティングといった世界を意識したマーケティング分野についても学習します。また、戦略立案など、実践的な学びも提供します。
■特徴的な科目
マーケティング論/グローバル・マーケティング/消費者行動論/マーケット・リサーチ/サービス・マーケティング/カスタマー・リレーションシップ・マネジメント
財務・証券・金融・運用などを学ぶ
「ファイナンス系」
<2~4年次>
企業経営上の重要なテーマである「ファイナンス」は、事業資金の過不足を調整する企業の財務活動に着目します。この系では、ビジネスにかかわる財務投資や証券市場を中心に、グローバル・ファイナンスといった科目を設置。また、演習を通して、ファイナンス面から企業分析を行えるレベルの力を身につけます。
■特徴的な科目
金融市場論/国際金融論/基礎データ分析/ビジネスデータ解析/経営財務論/グローバル財務戦略
会計・財務・経営分析・税法会計などを学ぶ
「アカウンティング系」
<2~4年次>
「ビジネスの言語」である会計を知ることは、会社を理解するうえでとても重要です。会社の成績表である決算書が理解できれば、身近な会社の新たな側面に気付くことができます。この系では、会計原理を理解したうえで、財務会計や経営分析について学習します。英語のテキストを用いる科目も設置し、公認会計士と米国公認会計士(CPA)のダブル取得をめざすこともできます。
■特徴的な科目
財務会計論/国際会計論/Advanced Accounting/原価計算論/管理会計論
グローバルビジネスのあらゆる領域で
リーダーになりうる人材を育成する
「グローバル・リーダーズ・プログラム」
<2~4年次>
2年次から始まり、段階的な学習によって将来のグローバル・リーダーを育成する「グローバル・リーダーズ・プログラム」。ビジネスを動かす人材の基礎となる、自己理解力や将来設計力をはじめ、課題発見、課題解決、発信や働きかけ、情報活用など、自己を向上し、他者を牽引するグローバル・リーダーシップを身につけていきます。
■プログラム概要
グローバル・リーダーズ・プログラムⅠ[海外ビジネス研修プログラム]
グローバル・リーダーズ・プログラムⅡ[海外インターンシッププログラム]
グローバル・リーダーズ・プログラムⅢ[トラベル商品開発・旅行添乗員資格プログラム]
グローバル・リーダーズ・プログラムⅣ[エアライン・オペレーション研修]
グローバル・リーダーズ・プログラムⅤ[海外研究交流プロジェクト]
02
グローバルビジネスに必要不可欠な
高度な英語運用能力を身につける。
専修科目の4つの系に置かれる「英語開講」の授業や「Business in English」を通して、ビジネスに関する専門知識を身につけると同時に、 グローバルビジネスに必須となる英語の運用能力を強化します。
ビジネスで英語を用いるために必要な能力を実践的に身につける
「Business in English」
<2~4年次>
グローバルビジネスの舞台では、文化的背景の異なる相手との交渉が必要になります。「Business in English」では、専門分野を英語で学ぶだけでなく、コミュニケーション、ライティング、プレゼンテーションをはじめ、交渉や契約などに用いられるビジネス英語の表現も学習します。グローバルビジネスの現場で通用する英語運用能力とビジネス能力の双方を向上させます。
■特徴的な科目
Hospitality and Secretary/Negotiation & Contract/Business Writing Skills/Business Presentation Skills/Academic Writing Skills Ⅰ(Grammar)・Ⅱ(Writing)/Essay Writing
英語で書かれたビジネスに関する書籍や
文献を深く読み解き、理解する力を養う
「英語開講授業」
<3~4年次>
専修科目の4つの系のそれぞれに英語で開講する授業を設置しています。3・4年次に開講しているのは、グローバルビジネスの専門的な学びが基礎的な英語の上に成り立っているため。1・2年次に構文の理解や長文の読解力を高めてこそ、英語のビジネス書籍や文献と対峙できると考えています。そして、それらを通して今のビジネスの現場で何が起きていて、何が問題なのかを深く読み解き、理解する力を養います。
■特徴的な科目
▼マネジメント系(英語開講)
Strategic Management/Organization and Institution/Global Business/Hospitality Management Theory
▼マーケティング系(英語開講)
Marketing Policy/Analysis of Consumer Behavior/Service Management Theory
▼アカウンティング系(英語開講)
International Accounting/Global Management Accounting
▼ファイナンス系(英語開講)
Global Financial Markets/Statistics for Business/Corporate Finance
03
海外研修での課外活動や
インターンシップで
英語運用能力の向上と
専門知識の獲得をめざす。
国境にとらわれずに仕事ができるグローバルな人材の育成のために、学科独自の「海外研修」を実施。オーストラリアの大学にて、語学研修や課外活動、インターンシップを行います。また、グローバルビジネスを体系的に学ぶ学外授業「ビジネスリサーチ」を実施しています。
4年間を通してグローバルビジネスを体系的に学ぶ学外授業
「ビジネスリサーチ」
<1~4年次>
グローバルビジネス学科が独自に行う学外授業を体系化した「ビジネスリサーチ」。4年間を通じて、ビジネスリサーチⅠ(地域産業研究:1年次)⇒ビジネスリサーチⅡ(学外企業研究/ゼミ研究発表会:2年次)⇒ビジネスリサーチⅢ(グローバルリーダー講演会:3年次)⇒ビジネスリサーチⅣ(卒業論文発表会:4年次)と進み、授業・テキストの世界と実社会の間の距離を認識しながら学びます。
英語運用能力と専門知識が、
ビジネスでの成果を生む。
実践的な英語運用能力とビジネスの専門知識は、国際社会で事業を展開する国内外の企業で力を発揮します。
■目標とする資格
実用英語技能検定(1級・準1級)/TOEIC® L&R/TOEFL®/IELTS/国連英検/日商ビジネス英語検定試験/実用フランス語技能検定/TCF/DELF/TEF/中国語検定/HSK/BCT/ドイツ語技能検定試験/スペイン語技能検定/実用イタリア語技能検定/ロシア語能力検定/ハングル能力検定試験/韓国語能力試験/通関士/貿易実務検定/総合(国内)旅行業務取扱管理者/総合(国内)旅程管理主任者(ツアーコンダクター)/国内・海外旅行地理検定/観光英語検定試験/通訳案内士/翻訳技能認定試験/JTA公認翻訳専門職資格試験/販売士検定/秘書技能検定/日商簿記検定/簿記能力検定試験/基本情報技術者試験/ITパスポート試験/マイクロソフト オフィス スペシャリスト/外務省専門職員/国家公務員/地方公務員 など