今回、登場するのは、学びながら将来の目標を探す伊藤さん。ホスピタリティの授業やボランティアで、新しい自分に出会えました。そんな伊藤さんの「だけじゃない」ON&OFFとは…?
ホスピタリティの授業では、キャビンアテンダント経験のある先生から、接客の心構えやスキルを学んでいます。お客さまが「次になにを求めているか」を考え、先回りして行動することの大切さを知りました。
また、ゼミでは日進市のボランティアに参加。児童館で子どもたちと遊ぶイベントを計画中です。授業で接客サービスを学んだり、ボランティアを経験して「人に喜ばれる仕事」がしたいと思うように。新しい夢が見つかりました!
「いろいろなことにトライする」をモットーに大学生活を送っている伊藤さん。授業やボランティアがきっかけで、将来めざしたいことを見つけることができました。「地域の特産物をPRするボランティアもやってみたい」と、伊藤さんの挑戦は続きます。
伊藤さんの大学生活でターニングポイントとなったのが、ホスピタリティの授業。接客やサービスの奥深さを知り、相手が本当に求めていることをかたちにする「おもてなしの心」を学びました。それは、「どうしたら子どもたちが喜んでくれるだろう」と一生懸命考えるボランティア活動にもつながっています。
そして、「将来は人に喜んでもらえる仕事をしたい」という目標が持てるように。「学科の先輩たちはITやホテル、エアラインなど幅広い業界で活躍しています。先生も親身に進路相談にのってくれるので、わたしのように学びながらやりたいことを見つけるには、とてもいい環境です」と語ってくれました。
「お客さまの気持ちを先読みする」。ホスピタリティの授業で学んだことを、ケーキ屋さんのバイトで実践。「ガチャン」と音がしたら、「フォーク落としたのかな?」など素早く対応することができるようになりました。
耳が不自由な方が来店されたときも、すぐに気づき筆談で注文を受けました。中国人の方には学んでいる中国語で会話も。店長からサービスを褒められたり、お客さまに「ありがとう」と喜んでもらえるのが嬉しいんです!
「学んだことを活かして、だれかを笑顔にできる仕事に就きたい」と伊藤さん。ゼミの先生のアドバイスもあり、就職活動に向けて、気になる企業を調べ始めました。エアラインや接客、営業などの仕事に興味を持ち、インターンシップにも参加する予定です。
ホスピタリティの授業で「おもてなしの心」を学んでから、アルバイトへの取り組み方も変わったという伊藤さん。「お客さまの表情や動きを見て、適切な対応ができるようになりました。きょろきょろしている方にはお手洗いを案内したり、『あっ』と声がしたら、『お水をこぼしたのかな?』とさっとタオルに手が伸びたり。『気づいてくれて、ありがとう』と言われると、もっとがんばろうと思えるんです」。
英語はもちろん、ホスピタリティや中国語など、大学で学んだことが、バイトや日々の生活に活かされているといいます。ほかにも音楽やファッション、料理などにも興味があるそう。これからも充実した大学生活を送りながら、新しい未来の選択肢が生まれるかもしれませんね。