現代の国際社会を知るためには、英語で「聞く・話す・読む・書く」という、それぞれの状況を判断して、自分の意見を伝えることができる英語力を、基礎からしっかりと身につけていきます。
英語基幹プログラムは1年次の必修科目です。グローバル社会に求められる一定レベルの英語力を身につけることができます。
ALL ENGLISHの“超”少人数授業
PUT (パワーアップチュートリアル)
アカデミックな英語学習の基盤をつくる
Core English
総合的なリスニング力を育成する
Listening Comprehension
検定試験の特徴を理解し、勉強法を学ぶ
TTI (TOEIC® L&R・TOEFL®・IELTS™)
このプログラムには1~2年次に読み書きに重点を置いた「Basic English」と、2年次以降も英語のスキルを継続して伸ばしていく「Step-Up English」があります。これらによって英語力の強化や運用能力の向上をめざし、アカデミックな文章を読み書きする能力や、英語でプレゼンテーションを行う能力を養い、専門分野を英語で学び発信する力を身につけます。
「読む・書く」を重点的に学ぶ
Basic English
英語運用能力を継続して高める
Step-Up English
複数の言語を学び、グローバル社会で活躍できる“マルチリンガル”への入り口として「複言語プログラム」を用意しました。
国連公用語と、アジアを中心に経済発展の著しい国々の12言語をラインナップ。ひとつの言語について初級、中級、上級と複数年にわたって段階的に学習することができます。もちろん興味関心に基づいて複数の言語を受講することもできます。
他言語を学ぶことで、客観的に英語を捉えることができ、さらに言語に対するあらたな発見や知識、視点に気づくことができます。
英語/ドイツ語/フランス語/イタリア語/スペイン語/ポルトガル語/ロシア語/中国語/韓国語/インドネシア語/タイ語/アラビア語
※所属している学科の専攻言語は選択できません。
現代国際社会の“今”を知り、理解するために、課題や情報を常にアップデートし、現代国際社会の学びに反映させています。
現代英語学科では、世界各地および各分野におけるさまざまな英語の様相を学ぶことができる「World Englishes系列」と、グローバル社会における世界の文化について学ぶことができる「Contemporary Cultures系列」の、2つの系列を設けています。この2つの系列の科目群から興味関心に合わせてバランスよく履修することで、グローバルなキャリアを形成するために必要な知識を学び、思考力を強化することができます。
2つの系列を学ぶ上で必要となる基礎知識を養うために、専門基礎科目として置いています。
専門分野を学ぶために
欠かせない
専門基礎科目
世界で使用されている
“英語”を学ぶ
World Englishes系列
現代社会と文化の様相を学ぶ
Contemporary Cultures系列
現代の国際社会を網羅的に知り、理解するために「エリアスタディーズ基盤」を設けています。「日本」「アジア・オセアニア」「中東・アフリカ」「ヨーロッパ」「アメリカ」の5つの地域について、その文化、歴史、社会、また政治経済などについて学びます。語学学習との融合により、世界を理解するための知識に深みと厚みをもたらします。
通訳者として仕事をするうえで、外国人が育ってきた国や地域の文化的背景や歴史を理解し、他者への思いやりをもつことも、通訳者に欠かせない素質です。「通訳特化プログラム」では通訳の基本的な技術を身につけながら、総合的な英語力の向上をめざすほか、通訳の現場で求められる専門知識の習得を図ります。
ポップカルチャーの歴史や背景を知ることは、現代社会や国・地域ごとの文化を理解するために重要な素養となります。現代英語学科では韓国大衆文化の歴史的経緯や、日韓大衆文化受け入れの状況について学ぶ「東アジアのポップカルチャー」や、日本と海外の両方のポップカルチャーの重要性や課題について学ぶ「Contemporary Culture and Society B(ポップカルチャー/ファンカルチャーズ)」などの授業を通し、国内外の現代社会を読み解く機会を設けています。
多様な文化や国際的な情勢を理解・判断できるようになる現代国際社会についての学びと、英語力を融合した学びにより、現代国際社会から求められる人材をめざすことができます。
Lecture in English
外国人教員が担当するプログラムで「Lecture in English」は、外国人教員が担当するプログラムです。英文学や異文化理解、環境問題、近代史といった幅広い分野について、段階的に学びます。講義はすべて英語で行われ、英語で聞き取り、英語で考え、英語で意見を発表します。リスニングとスピーキングの実践的な力が身につくのはもちろん、さらに講義内容を深く理解するためにリーディングとライティングも重視しています。将来的に、留学先の大学の学部授業を受けるためのステップとして、英語のレッスンスタイルを受講するためのスキルやノートの取り方、内容を重視したコンテンツベースの英語の授業に慣れることが目的となります。1年次に習熟度別クラスによる導入科目として「English Essentials」を受講し、講義を担当する教員の専門分野に沿ったテーマを題材としながら、英語運用能力の向上をめざします。そして、2年次から開講される「Cross-Cultural Studies in English」の講義内容を十分理解できるだけの英語力を身につけます。2~3年次に受講する「Cross-Cultural Studies in English」は、さまざまな専門分野について英語で理解を深めていきます。プレゼンテーションやディスカッションなども織り交ぜながら、世界で起きている事象について深く考える力を養います。
PBL (Project Based Learning) プログラム
日本の大学院で学ぶ外国人留学生と共に、英語のみで開講されるプログラム。取り上げられる研究テーマは、SDGs(持続可能な開発目標)など、現代社会が抱える新しい課題です。外国人留学生を含めた学生たちは、3日間にわたって共に過ごし、解決策を討議し、その結果をプレゼンテーションして高め合います。この3日間を通してさまざまな問題に取り組む姿勢と実践力を身につけます。まさに、World Englishesを体現したプログラムです。
英語劇講演/ワークショップ
2016年から、ヨーロッパを拠点に活動する劇団「White Horse Theatre」を招いて英語劇の公演やワークショップを行ってきました。目の前で英国人俳優によるシェイクスピアや現代劇を鑑賞したり、身体表現の指導を受けることができる、またとないチャンスです。
セミナープログラム
セミナーで研究に取り組むにあたっては、1年次に少人数クラスの「Academic Skills」で専門的な研究に必要なスキルを身につけます。2年次からの「基礎ゼミナールⅠ・Ⅱ」では自ら研究テーマを選び、指導教員と相談しながら研究の基礎固めを行います。3年次から「専門ゼミナール」が始まり、英語による文献研究やレポート、論文作成を実施。3・4年次の2年間にわたって、研究をより高度なものへと仕上げていきます。ゼミナールは少人数クラスで、学生一人ひとりの研究の取り組み状況を、指導教員が確認しながら進められ、学生の論理的思考力や表現力を磨きます。