現代国際学部
DEPARTMENT OF LIBERAL ARTS AND GLOBAL STUDIES
世界を変える。そして社会を動かすために
自ら考え、自ら行動する人材を育成する。
「持続可能な開発目標」SDGsを入り口に、これを現実のものにするために行動し、
世界を変えていくことができる人材を育成します。
01
他者を認め、
世界の情報を把握し、
世界を変える力を養う学び。
「Beyond the Border, Opening New Doors」:これまで国際教養学科はこの言葉をキーワードとしてきました。しかし、国際教養学科は常に進化します。さらに新しく「Act」という言葉が付け加わります。他者をきちんと認め、世界を把握し、世界を変える、すべてAct「行動する」ことに他なりません。自ら行動できる人を育てるために国際教養学科の専修科目はあります。
“360°の世界的視野”“ 桁外れの実行力”を育む分野横断的なカリキュラム
ビッグデータやAIが活用される21世紀に、誰一人取り残さない人間中心の社会実現をめざして、「自ら考え、行動する人」。このような人を育てるために、国際教養学科は3つの系を準備しました。1年次に3つの系の基礎科目群である「レジリエンス・コア科目」を学んだうえで、2年次以降、3つの系の専門科目を学びます。具体的には、「リクリエーション系」で、学問に裏打ちされた“おもてなしを科学する”学びを提供します。サービスフロントに限定されない、強く新しいホスピタリティに取り組みます。「リテラシー系」では、ニューメディアやサイバー空間を意識した科目設定をします。また、「ガバナンス系」では、マクロレベルで世界を語るだけではなく、多様性のある個の理解および共感や倫理観を育む科目を設置しています。これらの科目群は、SDGsの実現に直結する学びであると確信しています。
他者を理解し
自己を再構築する能力を養う
「リクリエーション系」
<1~4年次>
人は人でなければなりません。人が人であるためには、自らを知るだけでは足りません。他者もまた自らと同じ人であることをきちんと認識できることが求められます。さらにその他者と通じ合うことが求められます。リクリエーション系の科目はそうした力を養うために設けられています。
■特徴的な科目
比較文化論/ツーリズム論/エアライン概論/おもてなしの科学/自己再構築論/パフォーミング・アーツ演習A(演劇)/エアライン・サービスフロント研究/ホスピタリティ特別演習
情報を読み解き
自ら世界へ発信する力を養う
「リテラシー系」
<2~4年次>
グローバル化のもと、圧倒的な量で迫ってくる情報の海に溺れず、メディアが「事実 」と称して伝えている情報に惑わされず、自ら正確に情報を読み解き、自ら世界を変えるために発信することができる力を「リテラシー系 」の科目を学ぶことで培います。
■特徴的な科目
メディア論/メディアスポーツ論/理論から見る映画/AI との共生社会/リテラシー演習B(ジャーナリズム:伝える力と術)/リテラシー演習C(ユーチューブ・スキルズ)
国家や地域の構造を理解し
より良い社会をつくる力を養う
「ガバナンス系」
<1~4年次>
世界を変えるためには、変えるべき対象である世界を構成している国家や地域の構造を把握する必要があります。ガバナンス系は国家や地域、そして社会の構造把握のための科目を置いています。その構造を把握して初めてどこを変えるべきなのか、そのためにはどのような具体的行動が必要なのかを考えることができるのです。
■特徴的な科目
グローバルガバナンス/地域再生論/社会包摂論/ジェンダー論/ガバナンス演習B(グローバル開発協力と地球市民)/ガバナンス演習D(持続可能な開発)
実社会で活躍する女性リーダーを
招いて実践的に学ぶ
「ダイバーシティ&インクルージョン(D&I)リーダーシッププログラム」
<2~4年次>
人々を性別や貧富、人種、国籍、宗教などの属性によって排除するのではなく、その違いを尊重し、社会に取り込んでいくことをめざす「ダイバーシティ&インクルージョン(D&I)」が、今、社会的注目を集めています。このような社会的潮流をいち早く取り入れ、国際教養学科ではD&Iを実社会で牽引していくリーダーシップと実践力を高めるプログラムを導入。企業においてD&Iを実践・推進している方を講師として招き、D&Iの目的や必要性などをワークショップ形式で実践的に学ぶことができます。
※国際教養学科の専門科目「社会包摂論」「ガバナンス演習C(コミュニケーションデザイン)」の授業を履修することで、本プログラムに参加することができます。
専任教員による4年間の一貫指導で
専門分野での研究を究める
「セミナープログラム」
<2~4年次>
国際教養学科をもっとも特徴づける科目群の一つです。国際教養学科の学生は1年次の「Academic SkillsⅠ・Ⅱ」で、専任教員担当の少人数クラスで、徹底的に大学でのアカデミックな学びの基礎を身につけます。そのうえで2年次の「 基礎ゼミナールⅠ・Ⅱ」、3・4 年次の「 専門ゼミナールⅠ~Ⅳ」という科目で、学生が自ら選んだ指導教員のもと、専門分野に関する研究を深めていきます。専任教員による一人ひとりの学生の特性を把握したうえでの極めて厳格な教育指導を通して、学生たちは調査・分析・表現のすべてを着実に身につけます。「ハードに学んでこそ、世界で行動する(Act)人になれる」̶これが国際教養学科の教育の理念のひとつであり、「セミナープログラム」はそれを体現した教育プログラムです。
■研究テーマ(抜粋)
外国にルーツをもつ子どものアイデンティティ形成/広告のなかに描かれたジェンダー/アニメ聖地巡礼によるまちおこし/地域に寄り添った「持続可能な開発」とは/ヨーロッパにおける排外主義/ホスピタリティ産業における女性の働き方
02
国際社会に関する専門知識を
英語開講の授業で学ぶ。
世界共通語である“英語”を基盤とし、3つの系にリンクした英語開講の授業によって、国際社会に関する専門知識とともに、英語運用能力の強化を図ります。
3つの系を英語で学び
世界で勝負できる専門性と語学力を鍛える
「Liberal Arts and Global Studies in English」
<2~4年次>
3つの系に関してより専門的に英語で学ぶ講義「Liberal Arts and Global Studies in English」を設置。英語の専門書を用いて専門的なコンテンツを読み解く力を養う科目と、すべて英語で開講し、確かな英語力を基盤として深く専門知識を養う科目で構成されており、それらの科目によって、専門のフィールドにおいて実践レベルで運用できる高度な英語力を身につけます。
■特徴的な科目
▼リクリエーション系
Recreation Comprehension A(Self Reconstruction)・B(Tourism)・C(Hospitality) /Recreation Advanced
▼リテラシー系
Literacy Comprehension A(Media)・B(Culture)・C(Children’s Literature) /Literacy Advanced
▼ガバナンス系
Governance Comprehension A(International Affairs)・B(Policy)・C(Environment) /Governance Advanced
03
あらゆるバックグラウンドを
持つ人々とともに
あるべき未来のための解決策を考える。
「どう語るかではなく、何を語るか、そして、何をするか」。この考え方は、国際教養学科の海外研修プログラムにも一貫しています。英語はツール。今現在、世界に存在するさまざまな社会的課題を直視し、その背景を捉え、その問題について異なる社会文化的なバックグラウンドや言語を持った人々とともにあるべき未来のための解決策を考えます。まさに「国際教養力」をフル活用することが求められる、国際教養学科独自の海外研修プログラムです。
世界レベルの海外の大学や研究機関、行政などと協働して行う、
課題解決型の海外研修プログラム
「グローバルオンサイトプログラム」
<1~4年次>
国内外において実施される課題解決型の研修プログラム。特に、海外の研修では英語を学ぶことに主眼をおいたものではなく、英語をツールとして専門的な学びを行うことを目的としています。具体的には、授業で学んだ知識を背景に、現場で、1)観察・情報収集をする、2)問 題・課題を発見する、3)問題・課題を分析する、4)問題・課題解決の糸口を考える、といった一連の作業に取り組むことにより、課題解決の力を培うことをめざします。
培った“360°の世界俯瞰力”と
“桁外れの実行力”で、
世界に挑戦。
国際教養は幅広い業界・業種への就職に役立ちます。 特にホスピタリティ産業・メディア業界・国際的な行政機関に新たな風を吹き込みます。
■目標とする資格
実用英語技能検定(1級・準1級)/TOEIC® L&R/TOEFL®/IELTS/国連英検/日商ビジネス英語検定試験/実用フランス語技能検定/TCF/DELF/TEF/中国語検定/HSK/BCT/ドイツ語技能検定試験/スペイン語技能検定/実用イタリア語技能検定/ロシア語能力検定/ハングル能力検定試験/韓国語能力試験/通関士/貿易実務検定/総合(国内)旅行業務取扱管理者/総合(国内)旅程管理主任者(ツアーコンダクター)/国内・海外旅行地理検定/観光英語検定試験/通訳案内士/翻訳技能認定試験/JTA公認翻訳専門職資格試験/販売士検定/秘書技能検定/日商簿記検定/簿記能力検定試験/基本情報技術者試験/ITパスポート試験/マイクロソフト オフィス スペシャリスト/外務省専門職員/国家公務員/地方公務員 など