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国連決議でも“満場一致”の
決議案はほとんどない?
世界がひとつになるためには?

現在、世界にはどれだけの数の国があると思いますか?
ひとつの答えを出すとしたら、国際連合に加入している国の数193カ国が挙げられます(実際は推定300以上の国が地球上に存在していると言われています)。これだけの数の国が、もしひとつになったら・・・・・・
「国際連合」の193カ国でちょっと想像してみましょう。ある日、国際連合に加入している国々による会議が開催されたとします。各国から代表ひとりずつが参加したとして、そこには193人が集まります。そう、この会議こそ、言ってしまえば小さくひとつにまとめた“世界”なのです。
そこでは、それぞれの国が、それぞれの問題と解決策を議題にあげますが、自国の利益や立場を主張して、それに賛成する国、反対する国が出てきます。それによって新たな問題や誤解、矛盾が生まれる場合もあります。つまり、なかなか議論がまとまらない、というのが現実です(実際に、満場一致の決議案はほとんどないとも言われています)。


では、世界がひとつになるなんて、夢のまた夢? いいえ、悲観的にならないでくださいね。人々の、ひいては国と国との意見や考えが異なり、時に誤解や矛盾が生じることは、これからの時代は“前提”であり、むしろそれらを受け入れて、いかにお互いを尊重し合い、歩み寄ることができるか。解決困難な問題に直面しても絶え間ない努力で最後まで尽力できるか、そんな姿勢が一人ひとりに、一国一国にあれば、世界はひとつへと近づき、平和的な共生を可能とするのです。
若い皆さんには、これからの時代に求められる高い語学力と、他者への共感力や寛容、タフな精神力、そして世界に通じる幅広い教養を身につけて、世界に通じるグローバルな人材になってほしいと考えています。

自分とは異なる人々を尊重し、
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