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ガリレオ・ガリレイは言った。
“君は聞いたことを信じるだけで、
自分の目で確かめないのか”と。

天文学の父と呼ばれるガリレオ・ガリレイ※1は、物理学、天文学、哲学を専門とするイタリアの学者です。
彼は、発明されたばかりの望遠鏡を長い年月を費やして改良し、自ら天体望遠鏡を発明。人類ではじめて、肉眼で月の表面を観測することに成功した人物です。これによって、それまで謎に包まれていた天体を細かく観察できるようになり、当時、聖書の記述とは矛盾することから一般的に批判・否定されていた「地動説※2」を証明し、その記録を一冊の本として残しました。観察した天体のイラストを用いて記録したこの書物は、科学的なものの見方や考え方を人々に広く伝えたと言います。
ガリレオをはじめとする、歴史に名を刻むほどの偉業を成し遂げた人々は、“物事や現象を必ず自分の目で見て確かめる”ことにこだわっていました。なぜなら、自分の目で見ることで、自分がもつ知識の検証ができるからです。物事や現象を細部まで観察できるだけでなく、なにか間違いがあるならば、目の前にある確かな情報から課題や改善策を考えることもできます。聞いて、見て、考えることを何度も繰り返した結果が、人類に影響を与えるほどの偉大な発見・発明につながっているのです。それにしても、地球から遠く離れた宇宙までも自らの目で確認しようとするなんて、ガリレオの探究心はすごいですね!

興味をもって学び、自分の目で確かめる。それが“名古屋外大の学び”の基本。

ガリレオのように飽くなき探究心を持って、自らの目で確認し学び続ける姿勢は、外国語を学ぶうえでも重要な力となります。
“外国語を学ぶ”と聞くと、単語や文法、発音などの習得をイメージするかもしれませんが、外国語を学ぶことは、その言語を使用している国の歴史や文化、政治情勢、国際問題などを幅広く知ることにもつながります。これらはどれも、日本の大学に居ながらでも学べますが、せっかくなら、日本で学んだ外国語や外国の知識を持って実際に現地に足を運び、自分の目で確かめたほうが、その国の言語や文化への理解がより一層深まることは間違いないですよね。

そこで、名古屋外大では、身につけた語学力や知識を現地で確認と実践ができる体験型の学習を推奨し、学生が学ぶ分野の特性にあった実践経験が積める海外研修を行なっています。
例えば、「世界共生」について学びを深めた学生は、実際に海外の企業で2週間の就労体験を行い、さまざまな国の人とともに働くことを経験します※3。他にも、「国際協力」を学んだ学生がタイのNGO団体を訪問し、現地の職員とともにボランティア活動を経験したり※4、「グローバルビジネス」を学んだ学生が、日本企業が展開する海外支社を訪問し、視察や就労体験※5をしたりするなど、学んだことをすぐに活かせる場へと留学することができます。
グローバル化が進む現代は、外国語を使う職業の幅も広くなり、仕事などで国と国を日常的に行き交うことができる時代になりました。ガリレオはついに宇宙へ行くことはかないませんでしたが、みなさんは実際に外国に足を運び、学ぶことができるのです。ぜひ、名古屋外大で外国語をはじめ、歴史や文化などの関心のある分野を学び、その学びを一層深めることができる海外留学に挑戦してみてください。

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  • 世界共生学科
  • 国際教養学科
  • グローバルビジネス学科

※1 ガリレオ・ガリレイ(1564〜1642年)イタリアの天文学、物理学、哲学者。「地動説」を科学的に証明した本を出版したことから、科学的手法の開拓者のひとりに数えられている。
※2 地動説:宇宙の中心は太陽であり、地球は他の惑星とともに太陽の周りを自転しながら公転しているという学説。これに対して、「天動説」は宇宙の中心は地球であり、太陽や月は他の惑星とともに、地球の周りを回っているという学説。当時は聖書にある“神が大地を安定させた”という記述から、「天動説」が一般的に信じられていた。
※3 世界共生学部 世界共生学科にて実施している約1ヶ月の海外研修内容の一部です。
※4 現代国際学部 国際教養学科にて実施している約1ヶ月間の海外研修内容の一部です。
※5 現代国際学部 グローバルビジネス学科にて実施している約1ヶ月間の海外研修内容の一部です。
※ ※3〜5の海外研修先や内容は変更になる場合があります。