名古屋外大を“読む・知る・深める”
NUFS JOURNAL

ムーディ美穂 先生
現代国際学部 現代英語学科
演劇を通して英語を学ぶことで、視野と自己表現の幅を広げてほしい
私の専門分野である “English through Drama” では、演劇を通じて英語という外国語を身近に引き寄せ、自己表現の力を養いながら、それを楽しむことをめざしています。名古屋外大では、社会問題について英語でディスカッションやプレゼンテーションを行う機会が多くありますが、「当事者」として役を演じながら考えることにより、普段とは異なる新たな気づきを得ることができます。自分とは違う人格になりきることで、別の視点から周りを観察し、考え、表現する力を身につけてほしいと考えています。
例えば、LGBTQについてディスカッションをする際、多くの学生が「平等であるべきだ」と意見を述べます。しかし、実際にゲイの息子とその母親の役を演じることで、新たな気づきを得られます。カミングアウトは息子から母への一度きりではなく、親が周囲に打ち明けることもあるなど、本人以外にもカミングアウトが存在することに気づきます。このように、ディスカッションでの理論的な正しさだけでは見えなかった新しい視点や選択肢を、演じることで発見できるのです。

当事者を演じることで普段の自分とは違う視点で考えることができます!
ムーディ先生の授業で身につくチカラ
英語を話すとき、学んだフレーズをそのまま使うと自分の言葉ではないような違和感を感じることがあると思います。自分が何を伝えたいのか(what)にフォーカスし、それをどのように伝えるか(how)を考え、実践していくことで、自分と英語との距離を縮めていきます。自分の持つ語彙を使い、コミュニケーションの場での瞬発力を高めていくことで、自分の言葉として英語を話せるようになります。

名古屋外大生に成長してほしい姿
「表現」をする際は、単に自分の意見を言うだけでなく、誰に伝えるか、相手が何を知りたいのかを意識することが重要です。そして表現者は同時に良きオーディエンスでいるために、相手の伝えたいことを積極的に理解しようとする姿勢が求められます。このような態度はコミュニケーションの基本であると同時に、多くの知識や気づきを皆さんにもたらしてくれるでしょう。
Message
のびのびとした雰囲気のキャンパスでは、勉強や研究、留学など、様々な活動を通じて素晴らしい友人や教員、そして新たな自分と出会うチャンスが待っています。興味が湧いたことや疑問があれば、先輩や教員に遠慮せず質問し、常に「考える」ことを怠らず、「知る」ことを楽しんで大学生活を充実させてください。私たち教員は、皆さんの成長をサポートし、世界を広げるお手伝いをします。
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