NUFS JOURNAL

【留学レポート】オーストラリアで得た自然・文化・言語の学びと成長

Shohei さん

現代国際学部 現代英語学科 3年

留学先:オーストラリア サザンクロス大学
留学プログラム:スタンダード留学 [キャリアプラス]
期間:2024年10月より約1年間

オーストラリアの自然と共に生きる姿勢を学んだ「コアラホスピタル」での就業体験

「キャリアプラス」制度の一環として、サザンクロス大学のキャンパス内にある「コアラホスピタル」で就業体験を行いました。けがや病気で保護されたコアラを自然に返すことをめざす施設で、ケージ内の清掃や糞の数の記録を通して健康状態を確認し、それぞれのコアラに合わせた環境づくりに携わりました。

「コアラホスピタル」では、古くなったユーカリを捨てるのではなく、寝床のクッション材として再利用するなど、資源を最後まで活かす工夫がされていました。そうした取り組みを通じて、オーストラリアの環境保護に対する徹底した姿勢と高い意識を感じ取ることができました。

多文化社会での経験から身についた、異文化を受け入れる柔軟性

オーストラリアの多文化社会の生活と学びを通じて、「文化の違いを尊重する姿勢」の大切さを実感しました。寮のルームメイトやホストファミリーとの生活では、自分とは異なる常識や習慣に何度も直面しましたが、コミュニケーションを重ねる中で相手の文化を否定せず受け入れる意識が育ちました。

留学先の授業で「グローバル化する社会の中で“cultural competency (異文化理解力)”を身につけることが重要」だと学びました。“異文化理解”とは単なる知識の習得ではなく、相手の文化的背景を受け止めたうえで、それを判断や行動に生かす力であると気づきました。これらの学びを通して、文化の違いを尊重しながら自分の価値観を柔軟に見直す姿勢をもつことを心がけるようになりました。

クリスマスパーティー

お世話になったホストマザー

ネイティブの英語に触れて気づいた、“実践的な英語”の大切さ

オーストラリア留学でネイティブの英語に触れる中で、テスト対策中心の学習ではなく、実際に人と会話を重ねることでこそ、生きた英語力が鍛えられると強く感じました。その経験から、日本の英語教育には、より実践的な学びが必要だと考えるようになりました。

また、小さい頃から実践的に英語を学べれば、海外でも自信を持ってコミュニケーションできる人が増えると思い、幼児期からの英語教育やEnglish Literacy(英語運用能力)に興味を持つようになりました。まだ具体的な夢は決まっていませんが、留学で培った英語力を強みに社会に貢献できる道を探しながら、自分にとって本当にやりたいことを見つけていきたいです。

Palm Beachにて友人たちと

これから留学を目指す方へ

新しいことへの挑戦は想像以上に大変なことですが、留学はこれまでの常識や価値観を見直し、「広い視野」と「柔軟な思考」を与えてくれる貴重な経験になりました。グローバル化が進む今こそ、異文化に触れる経験がより重要です。留学の先には、きっと想像もできない景色や出会いが待っています!

自分の未来の可能性が広がっていきます!

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