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NUFS JOURNAL

加藤 由崇 先生
外国語学部 英米語学科 英語コミュニケーション専攻
英米語学科:1年次対象
「ことばとコミュニケーション」ってどんな授業?
人と人を結びつけるコミュニケーションとは何かを理解し、社会との関わりの中でことばが果たす役割を探究する授業です。表情やジェスチャーなどの非言語コミュニケーションをはじめ、国や文化による表現の違い、ジェンダーや方言、若者言葉といった社会的観点、さらにバイリンガリズムや教育など、多様なテーマを扱います。
講義で得た知識をもとに、学生はテーマごとに自ら問いを立て、グループで議論や発表を行います。たとえば「なぜ英語を話すとジェスチャーが大きくなるのか」「なぜ英語に訳せない日本語があるのか」といった身近な疑問を出発点に考察を深めます。他者との対話を通して、大学ならではの知的体験を味わってほしいと考えています。

授業で身につく力
この授業を通して、自分の知的好奇心に気づき、考えや発見を自分のことばで表現する力を身につけてほしいと考えています。与えられた問いに答えるだけでなく、自ら問いを立て、物事を深く考えることで、世界の解像度は高まります。さらに、自分の考えを他者と共有し対話することで、多角的に物事を捉える視点が養われ、新たな気づきや発見へとつながります。

専門分野
応用言語学・英語教育を専門としています。理論(研究)と実践(教育現場)のつながりに関心を持ち、自分の言語・非言語リソースを最大限に活用する「コミュニケーション・タスク」を用いた実生活に結びつく言語教育や、教師や学習者が自分の指導・学習状況を振り返り、疑問点や課題を見つけて探究していく「実践者研究」に取り組んでいます。
主な担当授業
・ことばとコミュニケーション
・英語科教育方1・2
・英米語学科3・4年生対象のゼミナール
・Intensive Reading1・2



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