オーストラリアとフランスで日本では直面しなかった問題に遭遇。
苦手意識を克服した先に、次の目標が見えてきました。

高瀬 葵さん
<外国語学部 フランス語学科>

留学:2か国留学/オーストラリア・フランス
資格:TOEIC® L&R 850点/DELF B2

英語とフランス語、2つの言語を学び文化に触れてみたいと思い、2か国留学を選びました。まずは英語を身につけるためオーストラリアへ。留学先の授業で発言する機会があったのですが、ネイティブを目の前にすると言葉が出ません。「君は自信がないだけ。やればできる」という教員の言葉に奮起して、言い回しや論理的な会話の構築方法を特訓。その結果、「表現するのが苦手」という意識を克服できました。また、授業で社会問題を扱ったことがきっかけで、移民やジェンダーにも興味を持つようになりました。2国目のフランスでは、これらのテーマに関連した差別やマイノリティのほか、観光、経済など幅広い分野の授業を受けました。訪れた当初は、頑固な国民気質で貧富の差が激しいと感じていたフランスでしたが、深く学ぶにつれてそれが芯の強さであり、充実した社会福祉につながっているのだとわかりました。もっとフランスを知りたいと思い、名古屋外大を卒業後に、フランスの大学院への進学を決めました。