年に一度、世界111カ国を対象に「英語力ランキング」※が発表されます。選考基準はリスニングとリーティングの2つ。2022年の発表では31の国と地域が、英語力が「非常に高い」「高い」国に分類されています。気になるに日本は、なんと80位。残念なことに「英語力が低い国」にランキングされています。
現在世界3位の経済大国である日本は、ビジネスを通して世界と密接な関係にあり、また、観光や移住を目的に来日する外国人も増加しつつあります。にもかかわらず、この「英語力世界80位」という結果は、国内外でグローバル化がますます進んでいるのに、グローバルな日本人がまだまだ育っていない証拠です。
では、どうしたら“グローバル人材”が増えるのでしょうか? その鍵を握るのが、“次世代の英語科教員”です。
グローバル人材育成の使命を担う英語科教員こそ、グローバル人材であるべき
“グローバルな人材”とは、自国とは異なる、相手の国の文化・社会・歴史を知り、その多様性を受け入れながら、外国語を駆使して異文化コミュニケーションができる人材のこと。そのため、英語科教員は授業の中で、英語の学習方法だけでなく、異文化交流の知識やスキルも伝えていく必要が出てきました。つまり、異文化コミュニケーションができる人材を育てるためには、英語科教員に、異文化への理解力や国際交流の経験がまず必要です。そして、それを生徒たちに興味深く教える能力も必要なのです。
名古屋外大では、英語科教員をめざす学生が、英語科教員としての英語力や授業力、人間力はもちろんのこと、キャンパスにいるたくさんの外国人教員や留学生との国際交流、そして長期間の海外留学を通して、国際感覚を自然と、楽しみながら身につけています。そして、その経験こそが英語の楽しさと、異文化コミュニケーションの楽しさの、どちらも教えられる“次世代の英語科教員”につながっていくと考えています。
あなたも、そんな英語科教員をめざして、ここ名古屋外大で4年間を過ごしてみてはいかがですか?