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名古屋プリンスホテル スカイタワー

営業(マーケティング戦略・広報担当)

現代国際学部 現代英語学科 卒

小川 夏実さん

※掲載内容は2023年9月現在の情報です。

小川 夏実さん 小川 夏実さん

UCR特別留学を通して得た学びの
一つひとつは、今も日々の業務の中に、しっかりと活きています。 

初めての異文化体験が、
長期留学への背中を押してくれた。

高校生の頃に英語に興味を持ち、そこから英語を使って接客する仕事に憧れました。名古屋外大は航空業界やホスピタリティに関する学びが充実していて、同じ志を持つ人も多く、目標に近づくためには最適の環境であると思えたのです。
入学後、1年次の夏休みに1か月間の短期留学を経験しました。イギリスの南部、ロンドンから1時間半くらいのところにある語学学校です。当時はまだ飛行機すら乗ったことがなく、語学力にも不安がありました。初めての海外、初めての異文化体験で、見るもの、体験することすべてが新鮮で、大変さよりも楽しさが印象に残っています。この経験は、私に「今度は長期留学へ行きたい」という強い思いを抱かせてくれました。入学時のTOEFLでは平均点以下のスコアだったのですが、図書館に通ったり、特別講義を受講したりと猛勉強しながら、長期留学への思いを強くしていきました。

UCR特別留学で学んだ、世界最高水準のホスピタリティ。

2年次の前期で長期留学に必要なTOEFLのスコアをクリアすることができ、「UCR特別留学」に参加しました。9月にまずカリフォルニアに行き、12週間は主に語学力を鍛える「集中英語コース」で学びました。これが終わるとフロリダに行き、いよいよウォルトディズニーワールドリゾートでの就業体験が始まります。最初に配属された職種では、ダンスができることと、同僚のスタッフ達と頻繁に英語でコミュニケーションを取り合えることが重要視されていました。ただ当時の私はダンス経験が少ないうえに、英語も付いていくのがやっとの状態だったので、ほどなく他の職種へ変わることになりました。新たに配属されたのはホテル内の大きなフードコート。もちろん悔しい思いもありましたが、心機一転、新たな仕事で成果を出すために、できることはなんでもやろうと決意しました。英語も仕事も、知らない人が相手でも、わからないことがあったら、すぐに聞く、確認する。問題を見つけたら解決の方法を考える、とにかく何事もそのままにしない、という姿勢で仕事に臨みました。そのようにして身につけたのが、世界最高水準のホスピタリティだったと思います。そして挫折しても、辛いことがあっても諦めない、頑張り続ける力が私の中に育まれました。UCR特別留学でしか得られない経験をすることができたと、今では本当に感謝しています。

自信を持って誇ることができる「経験」があります。

就職活動では、エアラインをはじめ、様々な業界を検討し内定もいただきましたが、最終的に英語が使えるサービス業を第一条件として、こちらのホテルを選択しました。
入社してしばらくはフロントと予約業務。今はマーケティングと広報を兼務しています。マーケティングでは集客のための宿泊プランや催事の企画、運営を担当しています。地元産の美濃焼タイルを使ってお客様に作っていただくオリジナルフォトフレーム、あるいは今ブームになっている「推し活」をテーマにしたアフターヌーンティーなど、アンテナを立て、トレンドを押さえた企画を考えています。お客様が何を求めているかを察知して、お客様にお届けできることにやりがいを感じています。
こうした企画のリリースを作成し、それを持って新聞やテレビなどの各メディアに取材依頼をかけるのが広報の仕事です。ただリリースを配信するだけではなく、私は実際にアポイントをとって足を運びます。日数もかかりますし、無駄足になることも少なくありません。それでもこれだけは譲れないと思っています。夢中になって仕事に打ち込んだフロリダでの日々で身につけた、負けそうになっても挫けない、諦めない強さ、そして自信を持って誇ることのできる経験の一つひとつが、現在の私を支えてくれています。

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※現代英語学科の1年次の短期留学は、現在は実施されていません。