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就職者の声

日本航空株式会社[JAL]
勤務

客さまの気持ちを察しながら、一歩踏み込んだサービスを提供する。それが世界に誇れる日本のおもてなしです。

客室乗務員 現代国際学部 国際教養学科 卒

  • ●留学 : スタンダード留学/アメリカ
    エアライン・トレーニング・スタディ/
    オーストラリア

※掲載内容は2019年3月現在の情報です。

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ホノルル、ニューヨーク、ジャカルタ。一期一会を大切に、世界の空を飛び回る日々。

国内線乗務を経て、現在はホノルル線、ニューヨーク線など、主に国際線に乗務しています。サービスのタイミングや緊急時の対応は路線や機材ごとに異なるため、出発前のブリーフィングではいつ、誰が、何をするのかをしっかりと確認します。海外基地の客室乗務員との共通言語はもちろん英語。仲間の意見を瞬時に理解し、そのうえで自分の考えも伝えるなど、言語によるコミュニケーション能力が欠かせません。そして、フライト中はお客さまをよく観察し、お客さま一人ひとりの心に寄り添ったサービスを心掛けています。「ご旅行ですか?」「お困りごとはございませんか?」。一歩踏み込んだひと言から、「結婚記念日なの」「実は気分が悪くて」などの情報が得られ、その後の対応にもつながります。私の対応を通して、一人でも多くのお客さまに日本航空、ひいては日本のファンになっていただけることをめざしています。

キャビンアテンダント体験型の海外研修に、アメリカでの長期留学。常に目標を掲げ、走り続けた学生時代。

高校生の頃から客室乗務員に憧れていましたが、名古屋外大に入学した頃は「自分には無理かな」と自信が持てない状態でした。それでも目の前にたくさんのチャンスがある環境のなかで気持ちが前向きになり、1年次からエアライン・ホスピタリティ科目を受講し、キャビンアテンダント体験型の海外研修にも参加。2年次にはアメリカに長期留学し、学部生としてコミュニケーションを学びました。講義についていくのに苦労しましたが、必死に努力していると、クラスの仲間も先生も認めてくれるようになり、先生の勧めで、大学のラジオ番組のMCにも挑戦し、1年間、日本文化を紹介しました。七夕や雛祭りなどの行事や、日本のおもてなしの心を伝えると、翌日には知らない学生から「日本に行ってみたくなったよ」との声が。私自身、この経験を通して日本の魅力に改めて気づき、日本の航空会社で日本らしいおもてなしをすることが明確な目標になりました。

客室乗務員の仕事は日進月歩。学び続ける姿勢を大切にしながら、成長していきたい。

大学時代に身につけ、今の仕事に役立っているもの。それは、異なる国のお客さまや客室乗務員とコミュニケーションをとるために必要な英語力や異文化を理解する力だと思います。日本らしいサービスを届けるホスピタリティスキルはもちろんですが、もっと大きな視点で見ると「謙虚に学び続ける姿勢」だと考えます。機内サービスの内容は日々変化しますので、最新の情報は各自が資料やマニュアルを見て確認をします。また、機内サービスを行う上で役に立ちそうな関連情報を学ぶなど、すべてはお客さまの快適なフライトのためだと思えば頑張れる。その気持ちは、客室乗務員をめざしてさまざまなプログラムや留学、英語の勉強に努力し続けた大学時代と同じです。今後も日本航空らしいおもてなしを考え、学び、体現しながら、自分自身を成長させたいと思っています。

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